『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒット中なので、オイラが思うQUEENをば 〜後編〜

このイラストがフリーであること自体、奇跡かと。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を機にQUEEN(クイーン)を知った方、フレディ・マーキュリーを知った方というのも多いと思う。フレディなりきり写真というのも結構見たように思う。

そうなると、劇中にかかる曲だったり、元々「有名どころ」だった曲だったりが大きく注目される。ボヘミアン・ラプソディ』(“Bohemian Rhapsody”)や『伝説のチャンピオン』(”We Are the Chanpions”)とかね。

これらも当然良い曲だと思うが、オイラの中では(真意など抜きにしても)外してはならない曲があるんだよなぁ。今回は、サウンドトラック盤には入っていないけど、絶対に押さえるべき曲を4つ挙げることにしよう。

まずは3rdアルバム『シアー・ハート・アタック』(“Sheer Heart Attack”)の1曲目である『ブライトン・ロック』(“Brighton Rock”)…これは中学2年の時に初めて聴いたのだが、余りの衝撃で椅子から転げ落ちたほどだ。

ファンの中では「ブライアン・メイによる津軽じょんがら節」とも言われるギターソロと、男女が瞬時に入れ替わるフレディの声が大きなポイント。ハードロック好きも唸る1曲だ。

続いて、同じく『シアー・ハート・アタック』から8曲目の『ストーン・コールド・クレイジー』(“Stone Cold Crazy”)も外せないだろう。この曲は公式チャンネルにライブ映像があったぞ。

兎に角「勢い」で突っ走る曲。あっという間で終わってしまい、見事なまでの疾走感がある。原曲もそうだもんなぁ。タイトルの意味は…深追いすることは無いか。

続いて、6thアルバム『世界に捧ぐ』(“News of the World”)収録の『ウィー・ウィル・ロック・ユー』(“We Will Rock You”)…よく知られるのは手拍子かドラムでドンドンダッ…とやる版だけど、オイラは敢えて”Fast”バージョンを推す。

古くからのファンなら必ず知っていると思うが、一時期のライブでしか聴かれなかった「知る人ぞ知る」ものだろう。このアレンジに賛否両論あるけれど、やっぱりQUEENはハードロックバンドだと認識させられる。

最後に7thアルバム『ジャズ』(“Jazz”)より1曲目の『ムスタファ』(“Mustapha”)…時折『ムスターファ』と記されるケースもあるなぁ。この曲の凄さは、歌詞カードに”Not in English”としか記されていないこと。

フレディは当時「適当に言葉を並べただけで特に意味はない」といった内容のことを話していたが、英語やアラビア語が複雑怪奇に並ぶだけに、インパクトは大きい。これ…オイラが歌って大丈夫なものだろうか!?

まぁ他にも色々と押さえておきたい曲もあるけれど、その中でも絶対に外せないものを紹介してきた。サントラ盤の印象が強いと、呆気に取られると言うか、顎を外しそうな楽曲が並んだかも知れない。

でも、バラエティに富んだ楽曲をそつなくこなしたのがQUEENの凄さ。メンバーそれぞれの楽曲にも個性が感じられた。そういったところに着目すると、また良さが深まるんじゃないかな。

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『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒット中なので、オイラが思うQUEENをば 〜前編〜

賞レースも総ナメになるのだろうか…。

2018年11月から日本でも公開となった映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットしている。それに伴ってTVや雑誌などの特集も多く組まれた。映画は今なお各地で公開されており、リピーターも続出している。

オイラが初めてQUEEN(クイーン)の曲を聴いたのは中学1年の夏のこと。『バイシクル・レース』(“Bicycle Race”)に圧倒されたのが最初だった。あのPV…You Tubeにおいては年齢制限がかかるんだよなぁ。

しかし、その年の11月24日にフレディ・マーキュリーがこの世を去った。エイズ感染を公表する方が多い時代だったが、公表の翌日での訃報に呆然としたのを覚えている。

その後に1stの『戦慄の女王』(“Queen”)から『メイド・イン・ヘブン』(“Made in Heaven”)までは一気に聴いた。そして、その度に圧倒された。生前にもっと聴いておくべきだったと後悔したのは言わずもがな。

しかし、フレディの追悼コンサートを観た時に思ったよ。QUEENの楽曲はフレディの声なしでは成立しないんだな、と。だから、ゲストボーカルを招いてのライブや音源に全くもって興味が無い。

大体、ベーシストのジョン・ディーコンまでも不参加な訳で…「フレディの声以外でQUEENの曲を演奏するのは考えられない」との発言は、オイラの中でかなりの救いとなっている。

ゲストボーカルを招いての活動にも釘をさしていただきたかったのだが。

そういったこともあって『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行こうと言われても、素直に「うん」と言えないオイラが居る。フレディの声あっての…だよ。

そう言えば、こんなPVもありますわね。

1989年に発売されたアルバム『ザ・ミラクル』(“The Miracle”)の表題曲。子どもたちがメンバーになりきっての映像だ。これは実に微笑ましい。最後に同じ衣装で登場するQUEENのメンバーにも注目だ。

本人が登場しているってことで、映画よりも遥かに許容出来る。子どもたちは4人とも、それぞれの動きの特徴を掴んでいるよなぁ。本人と並んでも動じないところも見事。

このPVは中学3年か高校1年の頃に観たんじゃないかな。今も結構好きなPVで、様々なミュージシャンのPVの中でもかなり好きなものだなぁ。辛くないっていうのも大きいかと。

QUEENか…有名な曲って色々あるんだけど、余り日の目を見ないかも知れなくても、やっぱり外しちゃイカンだろうという曲もあるのよね。次回はオイラが思うQUEENの押さえておくべき曲を綴っていくか。

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『みえるとか みえないとか』を手にとるとか とらないとか

このカテゴリで初めて「本」が出てきたぞ

…と言っても「絵本」なんだけど。新聞広告をきっかけで知った話題作を買って読んでみたので、今回はそれをご紹介させていただこう。

アリス館から2018年7月に発刊された『みえるとか みえないとか』(ヨシタケシンスケ/さく、伊藤亜紗/そうだん)…ヨシタケさんらしい絵のタッチと世界観で「違い(多様性)」を考える本となっている。

元々は、伊藤さんの著書『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)に着想を得た作品。宇宙に飛び立った宇宙飛行士と、そこで出会った宇宙人とのやり取りが軽妙かつ痛快なのだ。

自分と違うってことは「可哀想」ってことなの?
そこで優位に立とうとするってどうなのよ?
物事に対して変にフィルターをかけようとしていない?

直接的にそう問いかけている訳ではないが、そういった疑問を重苦しさなしに考えさせられる本でもある。大人が読むのにも適しているのだ。

帯には「うちゅうも ちきゅうも いっしょだな」と…こういう視点がヨシタケさんの良いところであり、魅力でもあるんだなぁ。

ヨシタケさんと言えば、Eテレの『にほんごであそぼ』の1コーナー「およおよ(大きくなったら 読んでほしい お話の 予告編)」で登場するイラストで馴染みがある方も多いだろう。

また、同局の『ノージーのひらめき工房』の1コーナー「わたしの描きかた」に登場した際には、1つのテーマに即して1人の絵を描けば良いところを「9人+犬1匹」を描くという伝説級の偉業を達成された方でもある。

出版した絵本が全てベストセラーになるという人気作家でもあるが、今回の作品も既に9万部以上を売り上げているそうだ。変に構えず、大人にも子どもにも受け入れられやすい絵のタッチもそうさせているのだろう。

良い意味で固定観念が無く、妄想力を楽しむ作風が随所に見える。ヨシタケさんの作品をもっと読んでみたいと思ったし、元となった『目の見えない人は世界をどう見ているのか』も読んでおくべきだろうなぁ。

「この年齢で絵本かよ?」と言われそうだが、実際に読んでみて無理なく入っていける内容には流石と思うばかり。「この年齢で絵本かよ?」というのも立派な(悪しき)フィルターだよなぁ。

多様性を認める社会…同作のように、それが温かなものであって欲しいと願っている。

【私信】
今回買った本は外装のビニールが破れていたからか、封入特典のリーフレットが無かった。すぐにアリス館に問い合わせたところ、編集担当の方よりリーフレットと同社の刊行物リスト、直筆の手紙を送っていただいた。

そこまでのやり取りの中で『みえるとか みえないとか』の感想や、あったらイイなと思う本などをお伝えすることが出来て良かったと思うばかり。

刊行物リストの中でオススメの絵本なども教えていただいたりして、有意義なやり取りだったことに感謝。ピックアップされた本もだが、第9回リブロ絵本大賞を受賞した『だいぶつさまのうんどうかい』も気になりますなぁ。

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