「ひょうちゃん」に逢いたくて崎陽軒のシウマイを買った女

「ひょうちゃん」に逢いたくて崎陽軒のシウマイを買った女

「シュウマイ」じゃないよ、「シウマイ」だよ。

「東京や神奈川からのお土産に」と言う方も多いだろう。崎陽軒(きようけん)のシウマイ。名前を聞く機会は多かったのだが、先日、初めて買うことが出来た。

「横濱名物シウマイ 横濱驛 株式會社崎陽軒製」…旧字がいっぱいだ。

今回は定番の「昔ながらのシウマイ」をお買い上げ。シウマイ本体に無駄な添加物が無いことには好感を覚えたぞ。誕生は昭和3(1928)年とのことで、実に90年以上の歴史を持つ。

味があるパッケージだ。

今回買ったのは、15個入のもの。税込620円。汁漏れ対策として小ぶりに作られているとのことだが、15個もあれば満足度も高いだろう。空いたスペースには、おてふきなどが入っている。

15個ドーン。「グリーンピースは邪道」という店もあるが、ここでは使われている。ただ、中心に1個乗せるタイプでは無いようだ。これはこれで珍しい。

さてさて、崎陽軒のシウマイには、ある「名物」がある。この商品では、おてふきの下に隠されている。うし、封を切ってみよう。

お手拭きと楊枝、辛子、そして…

ひょうちゃん!

…これね、醤油入れなのですよ。シウマイ誕生当初は小さなガラス瓶だったそうだが、戦後になってひょうたん型の白い磁器となった。これに「目鼻をつけてあげよう」と言ったのが漫画家の横山隆一さんだった。

いろはの48文字にちなんで、48もの表情を描き上げ、自ら「ひょうちゃん」と名付けたのだとか。一時期、原田治さん版の「ひょうちゃん」になったが、2003年より再び横山さん版の表情に戻っている。

今回のひょうちゃんは小サイズ。大サイズは頭のてっぺんに栓がある。「昔ながらのシウマイ」と「特製シウマイ」にのみ付いてくるので、シウマイ弁当などでは逢えないのだ。

ひょうちゃんやおてふきなどが入っていた容器が、そのまま醤油入れになる。そのまま食べても美味しいし、醤油を付けても美味しい。辛子は要るかしら?って思う位、元々の味がしっかりしている。

これは缶チューハイが進みますなぁ。これだけでもお腹いっぱいになる。買う場所が限られるのはアレだが、また買って、ひょうちゃんを増やしてしまう…かもしれないなぁ。

さて、崎陽軒では、シウマイ以外にも肉まんや焼豚、中華菓子なども販売している。この時期になると「おせち料理」も登場する。崎陽軒のレストランでは宴会やウェディングも承るとのこと。

更に、一部店舗限定ではあるが、ひょうちゃんグッズも販売されている。崎陽軒恐るべし。シウマイだけじゃないってところに驚いたわ。

基本的には「東京や神奈川からのお土産に」となるのだが、一部商品は公式の通信販売があり、ひょうちゃんグッズや謎すぎる「昔ながらのシウマイブランケット」「シウマイ弁当クッションなども買えるぞ。

じゃぁ、そろそろシウマイを買おうかしらね。