【キャリカレアンバサダーの終活】9. 重苦しくない終活とふざけすぎない笑い

【キャリカレアンバサダーの終活】9. 重苦しくない終活とふざけすぎない笑い

この番組は侮れない。

「四角い仁鶴(にかく)が、まぁるくおさめまっせ」というフレーズから始まる、NHK総合の『バラエティー生活笑百科』…オイラはこの番組をかなり楽しみにして観ている。

元々お笑いが好きというのもあるが、そこで取り上げる内容で「なるほどなぁ」と唸るものが多く、実生活にも大いに役立つことも出てくるのだ。

この番組は、暮らしの中で「あー、それあるかも」と思える身近なトラブルについて、笑いを通じて学んでいくというもの。芸人さん(漫才コンビが多いか)が持ってくる相談を如何に考えるかがポイントとなる。

これを2人の相談員が理由を付けて判定し、弁護士の見解を仰ぐ…という流れ。その際、難しい法律が出てくることもあるが、噛み砕いて説明されるので、観終わった後に「なるほどなぁ」と唸るって訳だ。

30年以上に渡って放送されているので、どこか古く感じられる…と思いきや、現代ならではの問題にもしっかり対応している。また、法律の改正前に伝えてくれることも多く、先取り感さえも感じられる。

さて、現在、キャリアカレッジジャパン(資格のキャリカレ)の「終活ライフケアプランナー養成講座」で学んでいるところだが、その内容とも大いに関係する事柄も結構登場している。

その事例を2つ、ご紹介しよう。

1つ目は、「配偶者の死後、その親の介護をし、看取った後に財産を受け取ることが出来るのか」という相談だ。放送された2018年当時は「出来ない」となっていたが、法改正で「出来る」ようになることも同時に伝えられた。

改正前は「配偶者の親の介護は当然の義務であり、それを遂行したところで遺産相続権が無いのだから、財産は受け取れない」という考え方だった。現代社会に全くそぐわない考え方だ。

ところが、民法の改正により「こうした場合でも請求権がある」となり、2019年7月より施行された。番組ではこのことを施行の半年以上前に伝えており、施行されたことで改めて確認することが出来たのだ。

何年もさかのぼっての請求は難しいかも知れないが、現在は相続権のある者に請求することが出来る。金額は十分に話し合って決めることとなる。

2つ目は「仲の良い友人夫婦が一人娘に『親(夫婦)のどちらか一方が死んだ時には、その財産を全て相続させる』とした連名の遺言書を作ったと言うが有効なのか」という相談だ。結論から言うと「無効」である。

連名の遺言書は「共同遺言」と呼ばれるが、日本では禁止されている。遺言自体が撤回できないものであることや、意思確認(最終確認)が取れないこと、紛争を回避すべきことなどから無効である、と解説があった。

遺言はそれぞれが書くことを大鉄則としており、連名で作成することは出来ない。こうしたことを番組内で丁寧に解説されたのだ。別に存在する遺書と関連付けての作成も出来ない。

考えてみたらそうだ。例えば夫婦の一方が無くなり、娘が家屋を含めた財産を相続した際に、もう一方の親に「出ていけ」と言うケースがあるだろう。でも、親としては同居を希望していたのに…となるかも知れないからなぁ。

2つの事例を文面にすると、かなり堅く重苦しささえ感じられる内容だが、「笑い」を通じて伝えられるので、すんなりと入ってくるのだ。また、身近で起こりうる事例としてもとらえやすい。

「終活」の学びにおいても重要となる項目が多いので、予習や復習にも役立っている。2019年9月には、オイラが注目している「デジタル遺品(デジタル財産)」の特集回もあるとのことで、楽しみにしているところだ。

死やそれに伴う事柄には暗い要素が多いのだが、こうした番組の存在は良い意味で緊張感を和らげ、かつ、誰かに話したり熟考したりするキッカケにもなる。

『バラエティー生活笑百科』は以前のブログで紹介した『このあとどうしちゃおう』という絵本同様、終活を学ぶにあたって、大いに参考にしたい番組だ。

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