【キャリカレアンバサダーの終活】3. 偉くなくとも正しく遺す
- 2019.07.18
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「これ、早速書いていい?」

キャリアカレッジジャパン(資格のキャリカレ)の「終活ライフケアプランナー養成講座」の教材が届いた日のこと、相方さんが取り出したエンディングノートを見るなり、こう言ってきた。
確かに、教材の中には1冊のエンディングノートが入っており、直感的に書くことも出来るかも知れないが、オイラが講座を修了してもいない段階で書いてしまうのも如何なものか?と思ってしまった。
幸い、キャリカレ受講生ページからエンディングノートのダウンロードが可能となっている。「今すぐ書きたい」と気合十分の相方さんには、プリントアウトした一式を渡すことにした。

両面印刷でクリアポケット式のファイルに入れてみた。こうすれば各ページを(ある程度だが)保護出来るし、書き換えが生じた場合にも無駄なく対応出来る。

エンディングノート…オイラには「まだ早いのでは?」という声もあったのだが、結婚式よりも葬式への参列が多くなり、様々な困惑とトラブルも目にしただけに、書く重要性を常々思っていたのだ。
こういうトラブルって困るでしょ。

例えば、見たことのない通帳や書類が出てきて残された方がパニックになるとか。事前に使い道なりを示しておけば、アチャーってならないだろう。

残された方にとって、プラスになるものなら、まだ良いよ。

マイナスになるものだと、目玉も飛び出すだろう。借用書とか保証契約に関わる書面とか。相続の際に揉めること間違いないなぁ。
プラスになるものも、マイナスになるものも、1度整理してまとめておくと、書いた本人だけでなく、残された方にとっても「考え方」を決める一助となるだろう。
エンディングノートは気軽に書けるものではあるが、詳細にまとめていくことも可能である。決められた書式というものが無いので、思い思いに綴っていくことが出来る。
書き直しも出来るとなれば、早めに書いてもバチが当たらないだろう。死期が迫って慌てて書くことが無いようにね(と言うか、明確な死期なんて誰にも分からないのだから)。

「エンディングノートが無くても、遺言書があればいいじゃない」と思う方もあるかも知れないが、遺言書は書式が厳格で、場合によっては無効になることもあると聞く。
また、遺言書で書ききれないことをエンディングノートで補完することも可能だ。オイラが相方さんにこしらえたように、クリアポケットファイルと使えば、遺言書(自筆証書遺言)を一緒に保管することも可能だ。
何であれ、後になって見つかった…とならないようにしないとね。

「ほぉか、こがいなノートなんじゃね。ほいでのぉ、わしのこともちゃんと書いてくれよの。どうすりゃえぇんか分からんけぇ」
(訳: そうか、こんなノートなんだね。それでね、私のこともちゃんと書いてよね。どうしたら良いか分からないから)
うし、オイラ用のノートも別途こしらえたから、講座を進めつつ、ちょっとずつ書いていくか。
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