人生がときめくフォントの魔法? 人を救うなら企業も救うってもんでしょ

人生がときめくフォントの魔法? 人を救うなら企業も救うってもんでしょ

これって問題だと思うのよ。

新元号が「令和(れいわ)」になった。今、ご覧いただいた「令」という字は、最後の部分が縦線で終わっている。しかし、筆記用具を使って書く場合には点になる筈だ。

こういうことだ。そう考えると、同じ感じでありながら違うものを見ているような気がして、混乱を起こす…ということが冗談ではなく起こるだろう。ちなみに、向かって左は游ゴシック体で、右は游教科書体。

そんな中、最近話題になっているのが「UDデジタル教科書体」というフォント(書体)だ。このフォントの良さは「人が手で丁寧に書いた通りの見た目」で表示されていることだ。

游教科書体とも異なり、鉛筆書きだと過度に見える「とめ」「はらい」なども無い。いたってスッキリしたフォントだ。勿論、今回の「令」という字も、UDデジタル教科書体にかかれば点で終わることになる。

そうだよね、それが本来形だもんね。

この「UDデジタル教科書体」はフォントでお馴染み、モリサワから発表されている。弱視や読み書き障がいがある人などに配慮し、読みやすさについて科学的根拠も得られたことで話題になっている。

小さい字で詰め気味に使ってしまうと、かえって読みづらい時もありそうだが、全体的にスッキリとした印象で、目にも優しい気がする。「ここは絶対に読んで」と言いたい場所に使うのは効果的だろう。

この「UDデジタル教科書体』、Windows10において「Windows 10 Fall Creators Update」以後は標準搭載されている。もし10以外のWindowsマシンやMacなどで使いたい時には当該フォントを買うことになるだろう。

オイラもこの6月までにはWindows10のノートPCを買うことになるだろうから、その恩恵にあやかれるといえばあやかれる。ただ、稼働させるのが年5日あるかどうか…。

大抵の場合、有料のフォントには「ライセンス」があるもので、例えば何台のマシンまでとか、利用するOSの制限とか言った指示が企業側からなされている。

搭載したいマシンが増えれば、1種類のフォントであっても、それを複数買うことになるだろう。規定を超えてこっそりインストールするってのは、苦心してつくられたメーカーに大変失礼である。

企業や学校など、複数の人が居て複数のマシンがある中で、こういったフォントを使う場合、人数や台数に合わせて買うのが当然である。1台のマシンにだけ入れて、複数人が使いまわすというものは非現実的かも。

モラルに関わる話ってもんだ。

さて、この6月にWindows10のノートPCを買うと綴ったが、これはあくまでサブマシンとしてのものだ。メインはあくまでMacだから、将来的に「UDデジタル教科書体」のライセンスを適切に取得したいところだ。

良いと思うフォントなら、惜しまず遠慮なく買うと思うけどね。

もしくは、Macで使っているのとほぼ同じ環境をWindows側に揃えることになるだろう。ただWindowsとMacの画面の美しさは雲泥の差。背に腹は代えられない…というのが正直なところだ。

今回は「UDデジタル教科書体」というフォントを取り上げたが、今そしてこれからも「これは」と思うフォントが出てくるだろう。視認性と可読性、そして何より正確性を兼ね備えたフォントがオイラは好みである。

あてがわれたフォントだけで満足する…というのは、少々もったいない気がする。そして、フォントはタダで使えて当たり前と思うのは大間違いである。考え抜いて作られたからこそ、ありがたく楽しめるってもんだ。