もみじ饅頭は自分で焼け!? 世の中こんな体験実習もあるのですだよ
- 2018.12.25
- 取り敢えず笑っとけ

こういう体験ってのもあるんだねぇ。

これまで、オイラが帰省する際に「体験実習」で参加していたのは、アヲハタジャムデッキのジャム作り体験だった。しかし、今回はスケジュールが合わず断念した。
しかし、世の中色々な体験実習がある。今回調べていく中で、宮島にある「やまだ屋」にて、手焼きもみじ饅頭体験実習が出来るとあったのだ。
これまで2度、アヲハタジャムデッキでの体験実習に行った友人にお話したところ、是非とも行きましょうということになり、見事実現したのである。
会場はやまだ屋宮島本店。宮島にはやまだ屋の支店もあるため、場所に注意しよう…まぁ、オイラも一時迷ってしまったのだが。前日まで電話予約を行っており、当日の受付はその時の状況次第とのことだ。

会場に入ると、見慣れないものが幾つか目に入る。これが手焼きでもみじ饅頭を作るための金型。油を染み込ませたスポンジと油引き、秒針まで付いた卓上時計が置いてある。
実はもみじ饅頭を作るに当たって、火にかける時間や回数などといったものが大きくモノを言うそうな。そのために時計が置いてありまして…作業はスピードが命という感じも受けたぞ。

これは包装をするための機械。今回の体験実習では、焼くだけでなく、フィルム包装まで加わるのだ…持ち帰りを考えたらありがたい話だ。しかし、この機械も相当、年季が入っているなぁ。
さて、詳しい作り方は割愛するが、今回の体験実習でもみじ饅頭を4個作る。1つの金型で2個作れるので、2回作業を行うことになる。

2個はこしあん。金型に丁度良いサイズで用意されている。金型に生地を流し込み、あんを置いて生地を更に流し込む。それを焼いたらこうなる。しかし雑な『デザインあ』なアレだな…。

もう2個はチョコレート…これはオイラとしては大ピンチだった。何せ、チョコを生地の上に乗せられないから。事前に確認しておけばと反省する一方、友人の協力を仰いで完成に漕ぎ着けた。
上述の通り、火にかける時間や回数などが大きくモノを言うので、それらを頭に置きながらの作業となる。そのため、周囲も段取りや経過を確認しながら進めるのが確実だと思う。
そのことをちゃんと守っていたら、上手に出来るので、失敗を変に恐れる必要は無いだろう。アヲハタジャムデッキの体験実習を思うと慌ただしいが、満足感は確実にある。

参加者には自作のもみじ饅頭以外にもお土産が。今回は桐葉菓(とうようか)…オイラの中ではやまだ屋のNo.1商品だと思っている。ありがたい限り。
さて、今回の「手焼きもみじ饅頭体験」は12月29日から1月4日を除いて毎日行われている。お一人様参加も可能で、子どもは5歳以上からとなっている。参加費用は756円(税込)だ。
簡易的なエプロンは用意されており、手ぶらで参加することも可能だ。尚、同様の体験実習を宮島伝統産業会館(みやじまん工房)でも行っているので、都合などに合わせて選ぶのも良いだろう。
近年は色々なところで体験実習を行っており、工場見学とは異なる楽しみ方も出来る。実際に作ることで、その品や実際に作っていらっしゃる方への感謝の念も強まるものだ。
チョコの面でうー…となってしまったが、非常に楽しい体験となった。友人も楽しそうにしていたので何より。さて、次はどんな体験実習に参加することになるかしら? 意外な場所で意外なものが…ってなるかもね。
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