マルチのアロマが介護施設にも!? 人生の先輩方の労り方を考えなって

マルチのアロマが介護施設にも!? 人生の先輩方の労り方を考えなって

高齢化が進む日本なのだが。

オイラの周辺でも介護を必要とする方(世帯)が多く、介護施設の送迎車が止まっていたり、ヘルパーや民生委員などが周辺住宅を訪れていたりするのもよく目撃する。介護の現場はかなり大変だと思われる。

オイラが目撃する介護施設の送迎車はデイサービスのもの。身体を動かしたり、声を出したり、多くの方と触れ合ったりすることで、利用する本人もご家族も活き活きと過ごせる…というのが施設の大きな目的だろうか。

「高齢者」は言わば「人生の先輩方」…色々と思うところはあるかも知れないが、これまでの人生を労ることも大事だろう。「リラクゼーション」に力を入れている施設があるのも、そういう理由だと思う。

そこで何を使い、どのようなサービスを提供するのかについては、十分に検討し、細心の注意を払うべきだろう。実は、オイラが知るデイサービスのひとつに、あの「問題の」精油を使っている所があったのだ…。

2016年だったか。あるデイサービスが新規開業した。体操や歌、簡単な工作などのレクリエーションをする一方、理容にも力を入れているようで、その流れで顔や手のマッサージも行っている。

しかし、開業当初のポスティングのチラシを見て唖然とした。そこには

アロマタッチ

と明記されていたのだ。アロマタッチとは、オイラが今なお問題視しているdoTERRA(ドテラ)の精油を使い、精油を直接(つまり希釈せず)身体に垂らした上でマッサージを行うというものだ。

これを人生の先輩方に施しているとは…「高齢者はきっと何も知らないから大丈夫」とか「香りが良ければそれでいいじゃん」位の気持ちでやっているとすれば、極めて悪質と言えよう。

「いやいや、アロマタッチは絶対に良いよ」と思っている方も、身近な事例を考えれば非常に危険な行為だとご理解いただけるだろう。

唐突に、冬になると美味しくなる「ミカン」…多くの場合、手で皮を剥く。その際、手荒れやサカムケなどがあると、皮からの汁がしみて飛び上がる位に痛い。オイラはしょっちゅうやらかしたよ。

これが「オレンジ」となると更に痛さが増す。ミカンより皮が厚いので、全部手で剥くことは少ないと思われるが、カットしたものでも、その断面で痛みが出ることがある。これって、柑橘類全般にも言えるよな。

「オレンジ(オレンジスイート、スイートオレンジ)」はアロマテラピーでも定番の精油。通常、オレンジの精油は皮を搾って通常の何十倍もの濃度となっている。これが直接、皮膚に当たったら…!?

もう分かるだろう。精油を直接肌につけるのは、手荒れやサカムケなどが無くても、皮膚に異常が出ても不思議でないってことを。柑橘類に限らず、どの精油でも言えることだ。濃度は相当なもの。

これをデイサービスで高齢者に…肌が弱っているところに精油…とんでもない施設だわ。こういう施設に大切な家族を見て貰おうなんて思わないことだ。

問題の施設は2018年11月現在、パンフレットの表記から「アロマタッチ」を消している。doTERRAの精油を使っているかどうかは不明だが「ハンドマッサージ」の文字や顔のマッサージの写真は今も掲載されている。

こういう施設…他にもあるかも知れないなぁ。

今回は「アロマタッチ」を取り上げたが、「レインドロップ」も同様なので注意しよう。「アロマタッチ」はdoTERRA、「レインドロップ」はヤングリヴィング…もう何やってんだか。

子どもやペットに…という事例は、インターネット上で検索するとアホみたいに出てくる。ただ、高齢者に対してという事例はそう見かけないかも知れない。だからこそ注意が必要だ。

あと、精油を食事や飲み物に加えるのも論外だから。こういった品で泣く目に遭わないためには、冷静に考える力と、正しい知識を持つ周囲(家族、友人など)を持つことが大事ですなぁ。

PAGE TOP