男子厨房に入ったら何だかドツボもあったりした訳で

男子厨房に入ったら何だかドツボもあったりした訳で

突然何を言い出すやら。

先日、相方さんが「今日はオレが料理をする」と息巻いた。この家には料理本が数冊あって、その殆どは相方さんが買ったもの。それを見ながら作りたいものがあると言い出したのだ。

相方さんは「男子厨房に入らず」では無いらしい。

しかし不安だ。どれだけの時間と費用、さらに分量を作られてしまうかを考えただけで怖い。手に取っていたのはイタリアンの本。何度か作ったことのあるものに挑戦したいらしいが、その材料が冷蔵庫に常備されている訳が無い。

「バルサミコ酢はある?」
「松の実は?」
「アンチョビは?」

…オイラがこれらの品を買ったことなんて当然無く、結局は一緒に買い出しに行くこととなった。幸い、食費はオイラの財布(オイラが預かっている金額)ではなく、相方さんの財布から出すことになったけど。

「骨付きの子羊高っ!!」

…一体、何を作る気でいたのだろうか? 代案として豚スペアリブを伝えたら、それで妥協しておったな。他にも「これはどこ?」「あれよりこれがイイ」などと言いながら長い時間をかけてお買い物。

多分、今回の材料だけで2,000円以上いったよなぁ。オイラにとっては目が回る金額だ。

とは言え、ここは相方さんに任せよう。敢えて口出ししないためにオイラは部屋にこもっていた…のだが、かなり時間がかかっているようで、途中で台所を覗いてみた。それでも本人に任せるか。

暫くして完成。

こんなことになっていた。ほぉ、中々手の混んだことをやるじゃないか…食べてみると上出来…と思う一方で、こんなには食べられないぞというツッコミも脳内でされていた。

結局、パスタとスープは完食したものの、スペアリブは2本食べたのみ。バケットは全く手を付けられなかった。相方さんはよほど気に入ったのか、オイラが手を付けなかった分も喜んで食べておったな。

色々と話をしながら食事を終えて台所を見ると、スープは3人前、パスタが1人前くらい残っていた。調理されていないスペアリブやバケット、バジルの葉もドサッと残っている。

明らかな買いすぎかつ作りすぎである。

これらの対処はオイラになる訳で…しかも食べてすぐに眠くなったのか、洗い物を完全放棄されてしまい、鍋やフライパンなどの強敵に立ち向かうオイラがそこに居た。

「男性の料理をする = 関連事項はしない」というのは定説通説なのだろうか? そう思いながらもせっせと皿洗い。翌日はスープを2回(2食)食卓に並べ、パスタはオムレツにリメイクした。

残った材料もほぼ片付き、あとは瓶入りのジェノバソースとニンニクを残すのみとなった。作ってくれるのはありがたいが、後先を考えておくれー!!

ちなみに相方さん曰く、料理の工程はちょっとした気分転換になるらしい。まぁ、仕事や時間を考えると中々出来ないからね。とは言え、オイラにかかる負担が大きくなるのはご勘弁願いたいな。