ニチバン「セロテープ」が伝える環境への配慮が素晴らしすぎるってばよ

ニチバン「セロテープ」が伝える環境への配慮が素晴らしすぎるってばよ

「セロテープ」はニチバンの登録商標です。

つい「セロテープ」と呼んでしまうこともあるかと思うが、ニチバン「セロテープ」以外のセロハンテープは「セロハンテープ」と呼ぼう。今回は「セロテープ」と「セロハンテープ」の使い分けを明確に。

先日、近所の100円ショップで「セロテープ」を買った。15mm×35mで1巻。本当は3巻パックの「セロハンテープ」もあったのだが、何故かこれを買わなきゃという使命感に駆られて買ってきた次第。

セロテープは日本製で「植物系」と書かれている。対して3巻パックのセロハンテープは中国製で「OPPテープ」とあった。「OPPテープ」が何のことかは分からなかったが、「植物系」が妙に印象強く残った。

しかし、このパッケージ…物凄く簡素化されているような。

そこで気になってインターネット検索すると、何と「産業用」とあった…確かにパッケージにも書かれている。用途としては家庭用と違いは無い模様。通常通りに使えるって訳だ。

で、そのページを見る中で「セロテープとOPPテープの違いについて」という特設ページへのバナーを発見。読んでみたら、セロテープには実に凄い事実があることが判明した。

まず、セロテープは1948年の発売開始以来「植物性」を貫いており、セロハンの原料は木材パルプ、粘着部は天然ゴムと松脂などの天然樹脂、巻芯は再生紙という「エコ製品」だったのだ。

一方、OPPテープは石油系のポリプロピレンフィルムにアクリル系の粘着剤を使用している。そのため、セロテープはOPPテープと比べてニオイが少なく、焼却時のCO2も削減されるというのだ。

次に、セロテープが植物性であることから、フィルムそのものがしなやかで軽い力で切りやすいとある。サッカー台でレジ袋を使った実験を行った結果、OPPテープの2分の1の力で切れ、引き出して切るまでの時間も短縮されたとか。

更に、粘着剤が天然ゴムなどに由来することから、粘着力や保持力が強く、低温下でも安定した性能を示すことが証明されている。静電気も寄せにくく、ホコリがつきにくいのはありがたい限りだ。

今まで特に何のこだわりも無くセロハンテープを買っていたのだが、これだけのメリットがあればセロテープに軍配が上がるでしょ?という内容だった。OPPテープより高かったけど、良い買い物をしたんだな。

さて、ニチバンでは、使用済みのテープの紙製の巻芯を回収して再利用するという「ニチバン巻芯 ECOプロジェクト」を開催している。第9回の巻芯受付は2018年9月3日から12月27日までとなっている。

規定に沿っていればニチバン製品以外でも受け付けるとのことで、環境への意識の高さが伺える。送料の負担は必要だが、個人でも団体でも参加できるので、タイミングよく巻芯が出たら参加してみるのも良いだろう。

それにしても、「セロテープ」を通じて「セロハンテープ」のここまで奥深い話を学べるとは思わなんだ。「無くしてわかるありがたさ 親と健康とセロテープ」…大げさに思われるスローガンも嘲笑えない気がしてきたぞ。

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