リンゴってそういうものと言えばそうなんだけどさぁ

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昔はこうだったんだよ。

「『リンゴ1個で医者要らず』って言うんだから食べなさい」…オイラが子どもの頃はよくそう言われていて、オフシーズンでもリンゴが食卓に並ぶことが多かった。リンゴが嫌いじゃないから問題は無いものの。

「●●は身体に良いから食べなさい」

…昔はそういう言われ方をしていたよね。「何で身体に良いの?」と聞いても「昔からそう言われているんだよ」位で返される感じ。「リンゴ1個で医者要らず」の根拠も以前だと「昔からそうだから」で終了していただろう。

でも、今どきはそうも行かないだろう。

「リンゴにはペクチンという食物繊維が入っているから、悪玉菌が減ってお腹の調子が良くなるし、リンゴポリフェノールの抗酸化作用のお陰で、身体を守って貰えるんだよ…だから食べなさい」

長い…実に長い。これでも結構、端折った方だろう。「ナトリウムが」「カリウムが」なんて付け加わる可能性もある。理由を知りたい者からすればスッキリするかも知れないが、さっさと食べさせてと思ったりもしそうだ。。

まぁ、どっちが幸せか?って思うよなぁ。「昔からそうだ」「あ、そうなのね」で終われば話が早いけど、「それって本当なの?」「実は根拠が無かったりして!?」なんて話にもなるだろう。

だからって、根拠をツラツラと並べれば、そりゃ納得も出来るだろうけど、「アタシにはそういう難しいことはよく分からないんですけど」ってなってしまっては、本来の味や食べた時の感覚が悪く思えるかも知れない。

難しいなぁ、このバランス。

しかし、今思えば、何故オイラの家ではオフシーズンでも迷わずリンゴを買っていたのだろうか? オレンジやブドウなどになるケースもあるのだが、年間を通じて見ると、リンゴ出現率は異様に高かった。

もう20年そこいら前だよ…近年はニュージーランド産のJAZZというリンゴが出回るようになって、日本のオフシーズンにニュージーランドのオンシーズンものを食べることも出来るのだが、あの当時は…ねぇ。

夏場のリンゴなんて、きっと高かっただろうに…母親も譲れなかったんだろうなぁ。もしかして、母親が単純にリンゴ好きだったのを上手いことまとめられて食していたのかね?

とは言っても、母親が「リンゴ大好き」と言っていたのを聞いたことが無いのだが。何か今になって謎が謎を呼ぶ感じだよなぁ。