「点字名刺プロジェクト」の名刺が我が家にやって来た 〜前編〜

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「一般的な名刺って、目が見える方だけのものかも知れん」

そうとしか思えなくなってきたよ、ホント。相方さんが出先で貰った名刺を機に「点字名刺」を知ったオイラ。勿論、点字を読む力があるという前提はあるが、点字名刺は目が見えない方に多少なり寄り添えるものだと確信した。

調べる中で、埼玉県越谷市にある福祉作業所「ココロスキップ」が手がけている「点字名刺プロジェクト」というものがあることを知った。そこでは社名(屋号)、氏名、電話番号を点字で入れていただける。

社名や屋号は無いケースもあるだろうけど、氏名と電話番号が点字で入っていたら、その点字を読んで電話をかけられる方だって当然いらっしゃるよね。つまり「後につながる」名刺って訳だ。

それぞれ、濁点を含めて16文字入れられるので、社名や屋号の代わりに「よろしくおねがいします」とか「おあいできてうれしいです」とか入れることだって可能。それもまた粋ってもんだ。

そんなことを考えると、すぐにでも点字名刺を持ちたいと思った。それまで長いこと頓挫していた仕事用の名刺のデザインが一気にブラッシュアップされ、予想以上の速さで印刷の注文が出来た。

印刷された名刺はいったん自宅に届けられたが、1枚だけ抜いて残りはココロスキップに送った。事前に点字名刺と角丸カットを注文し、代金の支払いも済ませていた。

注文から1週間…遂に点字が入った名刺が戻ってきた。

あくまで私的なブログなので、名刺全体をお見せすることは控えるが、このように点字が入った上に、オモテを見た際に向かって右上の角を丸くカットしてもらったぞ。どちらの作業も実に丁寧なものだ。

実は完成するまでに不安が全く無かった訳ではない。

点字のサイズが分からなかったため、印刷された文字部分にガッツリかかってしまうのか?とか、事前説明で承知はしていても、やはり傷が出来た名刺が多く出てしまったらマズいよなとか、心配に思ったこともあった。

しかし、実際に完成した名刺を見て、明らかに使用困難と思えるものは無かった。レイアウトを工夫していただけたお蔭で、文字と点字が重なり過ぎることも無く、非常にバランスの良い仕上がりとなっていた。

頼んで正解だったわ、ホント。

届いた点字名刺の状態を確認して、すぐに御礼のメールを送った。同時に旧式の名刺は御役御免に。旧式はそんなに大量に作っていなかったものの、結構な在庫があったもんでなぁ。

今回届いた100枚は無事に誰かの手に届けられるのだろうか…。

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