「東京都迷惑防止条例」の改悪まであと半月…安住の地はここでは無いらしい

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あと半月しか無いのか。

2018年7月1日「東京都迷惑防止条例(正確には「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」)」の一部を改正する条例が施行される。忘れかけている方もあるかも知れないが。

改正じゃない「改悪」だ、これ。

警視庁公式サイトにPDFファイルなどを含めた情報が掲載されているけど…今回の条例で反対意見で挙がったことについての見解や対応が見当たらないんだよね。あと、運用するにあたっての第三者機関のこととか。

いくら警視庁内で「運用上の誤りがないように」と通達しても、何を「誤り」と考えているか次第で状況が変わってしまうよね。それこそ「警視庁の思うツボ」…もっと言えば「警視庁の上にある東京都の思うツボ」か。

犯罪抑止の面で考えれば、条例自体はあって然りだと思う。ただ、その条例がズブズブでは反発もある…ということ。この内容で納得しろと言う方が無茶だろうなぁ。

以前のブログでも掲載したイラスト。今回の条例はSNSを対象に含むってことなので、SNSでこのような投稿をしたと仮定しよう。また、投稿した男性は、あくまで見たままのことを客観的な文章で綴ったとして…だ。

ここで、取り上げられた議員が「迷惑防止条例違反だ」と訴えた時、どのような判断がなされるだろうか? 改めて発表されたガイドラインなどにそって再検証しよう。

まず、この議員の写真を通りがかりに撮影した場合、特段の許可を得ていなければ「盗撮」とみなすことが出来る。万が一、ここで投稿された写真が偶発的でも変顔になっていれば「侮辱」「名誉毀損」とも言われかねない。

次に「駅前で」とあるので、盗撮行為に対象となる「公共の場所」または「不特定又は多数の人が、入れ替わり立ち替わり利用する場所」とみなすことが出来る。つまりこの表現が「盗撮」の裏付けに使われるのだ。

更に「人が全然いない」という表現が、議員にとって「著しく羞恥させる」「人(支持者など)に不安を覚えさせる」と解釈される可能性もある。議員がそのように訴えてくることも容易に予想出来る。

「前に見た時」という表現も、「以前から付きまとわれた」と解釈されるかも知れない。その時の写真の有無に関わらず、付きまといを前提とした捜査に発展したら、たまったものでは無い。

最後に「同じことしか言っていなかったぞ」という文章で終えているのは、人を貶めるとも取られかねない。以上のことを考えたら、条例の恣意的運用も可能である現状は非常に恐ろしいと言えよう。

参ったね…以前に検証した時よりも悪くなっておるなぁ。

東京都議会で採決となった際「恣意的運用は絶対にありません」と言い放った女性議員があった。本当にここまでのことを考えて言ったのかね…この議員の御主人は会派の縛りに逆らって反対に回ったけど。

客観的事実や見解を述べるのが難しくなる世になるとはね。

オイラは当ブログ以外でも文章を綴っているのだが、この条例改悪が可決されて以降、物事を綴るのに難を感じている。言わなければならにことなのに、どこまでのことを言えるのだろうか…と考える時間が増えた。

それに伴って、文章を書き上げる時間が長くなってしまったり、その割には核心に迫れていなかったり…これでは思うような活動も出来ないじゃないか、と。

そう言えば先の女性議員は「(同様の条例がある)他の自治体でトラブルは起きていない」といったことを言っていたな。他の自治体は警察庁管轄。警視庁ではない。

そうだ、上手く運用されているのであれば、警察庁管轄の地に行けばイイんだ!! オイラは正直、そう思っている。思うだけではダメだから、実際に行動に移さないと。

施行まであと半月…東京都には夢も希望も無い。