ラジオ体操で五輪の気運醸成? だったらマジになってやろうぜって話

ラジオ体操で五輪の気運醸成? だったらマジになってやろうぜって話

ラジオ体操をナメてかかってはいけませんぜ。

東京都では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへの気運醸成と、都民の健康増進を目的として、ラジオ体操を活用した「みんなでラジオ体操プロジェクト」を2020年までの間実施しているとのこと。

詳細はこちらのページをご覧いただくと良いが、まぁ、ラジオ体操で気運醸成というのは無理があるような。開会式や閉会式でやるって言うなら兎も角ね。

オリンピック開催期間にあたる2020年7月24日から9月6日までを重点期間と位置づけ、都内はもとより、広く全国にラジオ体操の実施を推進しているそうだが…そんなに知られていないんじゃないの?

事実、オイラも2018年3月28日に知ったし…プロジェクトのキックオフイベントは2017年7月だったそうだけど。

とは言え、プロジェクトはちゃーんと動いていますよ…ということで、東京2020組織委員会が実際に「ラジオ体操第一」をしている動画が公開されている。まぁ、見て差し上げましょうか。

うわ、何これ、ちゃんと指導を受けていないでしょ? 最初っから間違えているやん。よくこの動画をアップしようと思ったな。室伏広治さんのアレは息抜き要素で差っ引いたとしても、これは酷い。

本来、息抜き要素も要らないと思うけど。

気軽に出来るっていうことが「正しくやる」ってことと直結していないんだよなぁ。オイラも誤ったやり方を教えられていたもので、『テレビ体操』を見ながら矯正をかけているところ。

オイラも身体が硬かったり、肩のハマりが悪かったりでお手本通りなパーフェクトさは無いけれど、幾ら何でもそれは無いわ…というのが動画を見ての感想だった。

で、他にはどういったところが賛同して動画を寄せているのかね…と見ていたら、オイラの地元・広島県のスポーツ選手や団体が登場する動画もあるようだ。湯崎英彦広島県知事も出演。

では見てみましょうか。

何やこれ、こっちも初っ端から全然ダメじゃないか。全体を見て、パラ卓球の2選手と自転車ロードレースの「ヴィクトワール広島」の皆様が辛うじて合格点かな?という位で、あとは思いっきり間違えておるなぁ。

オイラのイチオシ「JTサンダーズ」も全然だ…。

これでオリンピックとパラリンピックの気運醸成が叶うって…んな訳無いだろ。全国のラジオ体操動画が集まっているページも、ラジオ体操をマジになって続けている方からすれば惨状が予想される。

第一、動画のタイトルに「踊ってみた」とある時点でダメでしょうに。

しかし、どの動画にも「椅子バージョン」が見受けられないのは何故なんだろうねぇ? 「みんなで」と言う位だから、一緒に体を動かせる楽しさも伝えて欲しいもんだ。

もの凄く「壁」と言うか「悪意」さえ感じる。

正しいラジオ体操については本人だけでなく、学校の体育教師にも責任があると思う。序盤に触れた通り、今思い返しても嘘のやり方だったもん、教えられたのは。それで居て「居残りテスト」とかあった訳で。

なので、体育の教員採用試験には是非ともラジオ体操を加えていただきたい。ラジオ体操を見たら、その教員の資質が分かるという…ね。理不尽な扱いはご勘弁を。

ラジオ体操って気軽に出来る…と見せかけて、実は奥が深いのよ。それ故、オイラ自身も反省したりマジになったり。今一度、その存在意義を考えるべきかも知れないね。

それでは最後に、NPO法人 全国ラジオ体操連盟による模範演技をご覧いただこう。『テレビ体操』のアシスタントOGも多く、「さすが」と唸ること間違いないだろう。

PAGE TOP