前代未聞の長続きの秘策を持つ昭和テイストあふれるパン屋さんがエラいことになっておるぞ
- 2018.02.10
- 取り敢えず笑っとけ

何事も頑張り過ぎないことが大事なのよ
…というのを恐ろしいまでに体現しているパン屋さんをオイラは知っている。以前、当ブログでも紹介しているが、このスタイルを真似出来る場所はそうそう現れないと思うぞ。
このお店、店休日が何と
月・木・日・祝
…うむ、月の半分近くが休みってことになるなぁ。ただ、これとは別に「臨時休業」が発生することが多く、何か休んでばっかりじゃんって思われても仕方が無い状態でもあるのだ。
しかし、固定客が実に多く、お昼時になると結構な勢いでパンが売れていく。写真はこれまた以前、当ブログで紹介した「カヌーレーズン」…これ1個でレーズンパンとくるみパン、黒糖パン、クリームパンを味わえるのだ。
屋根(日よけ)も結構ボロボロになり、店内の古さも結構目立つのだが、あの盛況っぷりを見ると、そう簡単には完全閉店にならないかも知れないと思ったよ。
それが2017年12月のこと。具体的な日にちは覚えていないが、早々に年内の営業を終えていた。貼り紙などの通知は無く、初売りがいつになるかさえも分からない状態になった。
その間に、厨房設備や冷蔵庫のメンテナンスをしている様子を目撃しており、やはり営業再開はあると思った…が、2018年1月に入っても中々オープンする様子は見られなかった。
2017年は1月10日が初売り…2018年はその日をも過ぎたと言うのに、全くもって営業する気配が無い。その後も暫く営業しないものだから遂に閉店したか…と思いきや、待望の初売りが来た。
1月26日(金)
…遅すぎる。何をどうしたら、そこまで休むことになったのやら。ただ、その後は比較的、店休日を守る状況で営業が続いている。それでも臨時休業になるケースもあるのだが。
しかし、驚くのはまだ早かった。店内には「マジで?」と言いたくなる貼り紙があった。こんな店なのに、こんな店なのに
「パート募集 15時ころから」
…応募しづらいわ。いわゆる「103万円の壁」とかには全く触れないと思うけど、出勤しようと思ったらいきなり休みとか、やり切れない感じになるだろうなぁ。
まとまったお金が必要っていうよりも、時々気分転換をしたいっていう方に向いたパートではないかと。ちなみに、職種は製造なのか販売なのか不明である。
それでもまだまだ営業は続く。客足が切れることも無さそうだ。こうして不思議と長続きする店が誕生したのかも知れない。まぁでも翻弄されるところは結構あると思うけどね。
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