フォントにフォントにフォントにフォントにご苦労さん(ご苦労さ〜ん)

まだまだ上級者ではないですなぁ。

突然だが、このイラストの中にある文字にご注目いただきたい。向かって左には「稀勢の里」、右には「照ノ富士」と書いてある。稀勢の里の通称は「キセノン」、照ノ富士は「テルル」である。

実は今回の文字、「稀勢の里」は「C4 テルル E」というフォントで、「照ノ富士」は「C4 キセノン E」というフォントで書かれている。ややこしや。

“C4″とは”TYPE C4“というフォントのブランドを指している。

どちらも太さはE…Weight数値で言うとW8、ISO表記ならEB(Extra Bold)、日本語だと「特太」ですな。「キセノン」にしても「テルル」にしても、買って手に入れたフォントである。

思うに「フォントの考え方」って5段階あるように思う。

1. 端末にプリインストールされたものを素直に使う
2. フリーフォント(無料のフォント)をダウンロードする
3. 有料のフォントを買う
4. 必要な文字だけ自分でフォントを作る
5. ガッツリとフォント一式を作って配布なり販売なりする

オイラは今のところ、3.の「有料のフォントを買う」ってところまではしている。昔は1.や2.までで十分だったけど。相方さんは今でも1.で十分って言っているが、2.までは何となく理解を示している模様だ。

さて、ある日のこと、相方さんが自身に必要なものをデザインを考えるにあたって、一緒に使う予定でいたロゴに使われたフォントと同じものを探したいと言い出した。

オイラは「無理だよ」と言った。

そりゃそうだ、aiファイル(Adobe Illustratorで開けるファイル)を見てみると、既成のフォントではなく、そのデザイナーが独自で作ったものだったのだ。つまり、先の項目で言えば、4.まで進んだものだったのだ。

流石にそれを知った相方さんはボー然とした模様。結局(似ているとは言い難いが)そこまでかけ離れていないフォントを探し、代用する形で収まった。

確かに、デザインとか深く関わっていない方からすれば「フォントを自ら作る」という発想は、次元を超えたものなのかも知れないね。

でもね、オイラ自身、フォントを作ることは出来ないが、必要なものを作るという発想は出来るし、先人たちの努力や技術があるからこそ恩恵をたくさん受けているんだと思う。

フォントのことを「タダで使えて当たり前」「何の苦労もせずに手に入れられる」なんて思ったら大間違いでしょうなぁ。先の「テルル」や「キセノン」もそうだ。5.の次元を享受出来るってありがたい限りだよ。

その割には、そんな使い方かよ…という意見もごもっともか。

LINEで送る
Pocket