人生の休息地・瀬戸田町にて時を忘れる旅に出るの巻

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2年ぶりの上陸だ。

広島県尾道市瀬戸田町…生口島(いくちじま)と高根島(こうねじま)からなる町だが、今回は生口島に船で渡ってみた。オイラが必要としていた「人生の休息」をこの地は叶えてくれる気がしたものでね。

で、2年前はJR広島駅から向かったが、今回はJR岡山駅から。どちらのルートも在来線を利用し、JR三原駅で下車してから、三原港を出発するフェリーに乗ることとなる。

しかし驚いた。広島駅から向かっても、岡山駅から向かっても、時間や金額がほぼ変わらないんだよなぁ。三原駅ってのは正に中間地点なんだねぇ。岡山からだと乗り継ぎを要することもあるが、そんなに苦では無い。

瀬戸田港(みなとオアシス瀬戸田)に降り立ってすぐのところに掲げられたのぼり。「♡するレモンの島」か。恋…ねぇ…何か心がザワつくオイラがそこに。

2年前も開いていなかった歴史民俗資料館は今回も開いていなかった…営業しているのかね?と思いながら、しおまち商店街を通り抜けてみる。

瀬戸田市民会館前。突如現れたサクソフォン(サックス)。

瀬戸田町観光案内所前。突如現れた柑橘類。

「島ごと美術館」というプロジェクトのひとつとして登場するオブジェは、今回ご紹介したもの以外にも幾つか点在している。時間が許すのであれば、全周24kmほどの島内を巡って見つけていくのも面白いだろう。

2年前も訪れた平山郁夫美術館。瀬戸田町観光案内所のほぼ向かい側にある。両国国技館を設計した今里隆(いまざと たかし)さんが手がけた建物は、国技館同様、堂々としていながらも凛とした佇まいだ。

ロビーから見た中庭。時間も忘れ、雑念も振り払えそう。

館内に入ると、ロビー以外での撮影は出来ないので、絵は現地か公式サイトでご覧いただくとして。今回は絵具(岩絵具)と色彩を軸に作品を鑑賞。個人的には納得と発見の連続だったなぁ。

昼食後に向かったのは耕三寺…うん、2年前にも行っておるぞ。ただ、あの時は6月で蓮(はす)の花が無く、今回は見頃を迎えての来訪となったので、一段と彩り豊かになっていた。

至るところに蓮の花。丁寧に管理される方の姿が印象的。

母親を亡くしているオイラにはグッとくるものがある。

耕三寺ってのは結構歩くものでして、この「未来心の丘(みらいしんのおか)」に着く頃にはヘロヘロになってしまう。千仏洞(せんぶつどう)を歩くのは見送ったんだけどなぁ。

しかし、そこから眺める瀬戸田や瀬戸内の風景は見事。高根島も見ることが出来る。天気が良かったらこの上無いんだろうけど、やっぱり行っておきたいスポットだよなぁ。

今回はこの「未来心の丘」を軸に据えて鑑賞。感傷的だったオイラが向かうべき場所だったのかな、冗談抜きで。暫く足を止め、時に腰掛けながら、ゆっくりと時間の流れを楽しんだ。

未来心の丘を下り、寺院の様々なものを見て退出…と見せかけて、実は別館となる金剛館にも足を運んでいる。こちらも撮影NGの場所が多いのだが、そこで見た夏期企画展も面白かったなぁ。

2017年9月3日(日)まで、「百鬼夜行の世界 -不可思議絵図彼是-」という展示を行っている。室町時代から現代までの摩訶不思議な世界が展開されているが、中でも写国斎多気志の『骸骨写楽図』が印象的。

写国斎多気志…またの名を北野武、ビートたけしとも言う。ホント、才ある方だなぁ。

その後、先日もご紹介した「ドルチェ」でジェラートを食べ、再びしおまち商店街を通って瀬戸田港へ。滞在時間は5時間ほどだったかな。でも十分に人生の休息を取れたように思う。

その後、フェリーで三原港に渡り、友人と合流して暫し歓談。別れてから在来線で岡山へと戻った。うん、実に良い1日だった。この時点で、今回の旅は成功かつ必要だったと言えよう。

しかし、今回の瀬戸田行きにあたっては、オイラが持つある物が大いにモノを言う結果となった。単なる偶然に収めてしまうのもどうかと思うような。

そう、これである。詳しい話は次回のブログで綴ることにしよう。