「平成肉年 肉の日」の夕食は思うように行かなくて
- 2017.02.11
- 私、滅入っています

平成29年2月9日
通常「肉の日」と言うのは「毎月29日」を指すのだが、うるう年でない2月だと「2月9日」で「肉の日」とするそうだ。今年は平成29年…そう、特別な「肉の日」でもあったようだ。
留吉さんもテンションが高そうだ。
この日は雪がちらつく予報。また、この日を逃すと暫くの間、相方さんと一緒に夕食を摂る機会がなくなるため、鍋にする予定で居た。朝の時点で宣言し、相方さんも「塩味がイイ」と希望を出していた。
肉やキノコ類、鍋のつゆはあったので、エビと葉物野菜を日中に買い、ご飯も炊く準備を済ませた。夕方になり、ご飯を炊こうとしたところで1本の電話が。
「さっき、出先で豚足買ってきたよ」
相方さんからだった…ってか、鍋って話をあれだけやったにも関わらず豚足って…出先と言っても完全なる寄り道。駅のホームから電話をよこしたようだが、「あと何か買う?」と聞かれ「要らない」と一喝。
豚足…沖縄には「てびち汁」という豚足を使った汁物があるそうだが、相方さんが買ったのは台湾料理店の醤油で煮込まれただろうもの。これを鍋に放り込むという訳にも行かなかった。
そもそも鍋から足先がチラリって少々グロいような。
で、相方さんのことなので、結構な量を買ってくると推測。そうなると鍋という案は見事に消えた。結局、買ってきたエビと葉物野菜の一部をスープにして、あとは後日使うことに。
鍋なんて中々出来ないからチャンスだったのにねぇ。
暫くすると相方さんが帰宅。初めて見る豚足に留さんも思わず足…ぃゃ、手を伸ばす。案の定、結構な量だったので聞くと「3人分」…人間は2人しか居らんのだが。
「え? 鍋やらないの!?」…えぇ、やりませんわよ。この量を見てやろうって思う方が凄いし。「なら、ご飯(白米)無しで食べれば鍋を」…やる訳無いじゃん。絶対に食べられないから。
オイラのテンションはかなり落ちてしまった。
相方さんは何故かめげること無く、買ってきた豚足の身を全部骨から外す。「ゼラチンだから太らない」というデタラメを言いながら。身と言っても皮や軟骨などで、加熱してゼラチン質になっている。
実際には高脂質高カロリー、プリン体も豊富なので、摂り方を間違えれば肥満や病気にまっしぐらという側面もある。何で3人分も買っただろうかね?
で、豚足を買った際に、皮を剥いたニンニクが2片入っていた。それをコップの底で潰し、粗く刻んだものと醤油を合わせていただきます…と。
1回その店で豚足を食べたけど、それが特別美味しかったという印象は無かったので、え?何で買ってきたの!?…だったな。少し食べて胃と胸が焼ける感じがした。にんにくも間違い無く災いしていた。
その感じは翌日も取れず。
ただ、相方さんは豚足とニンニクのお陰でよく眠れたと訳の分からないことを言っておった。確かによく寝ておったが。ただ、3人前の豚足は食べ切れる訳が無く、翌日以降の食事を悩ませる種となった。
これが「肉の日史上最強な肉の日」に起きたことか。
まぁ、親切心は否定しないが、言いつけを守れないと言うか、思いつきで行動してしまうと言うか…困ってしまうよねぇ。まぁ、この先も似たようなことが起きるんだろう、あの人のことだから。
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