♪ King Crimson – Red

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オイラも年を取ってしまったってことだ。

昨年(2016年)から、オイラが好きだったり知っていたりするミュージシャンの訃報が相次いでいる。年月を経るというのはそういうことでもあるのだが、やはり気分が重くなるものだ。

昨日(2017年2月1日)は、キング・クリムゾンやロキシーミュージック、エイジアなどで活躍したベーシスト、ジョン・ウェットンの訃報が飛び込んだ。朝一番で知ったので、力の抜ける思いが一層強かった。

キング・クリムゾンと言えば、初代ベーシストだったグレッグ・レイクが2016年12月に他界したとあって、本当に相次いでの訃報にやり切れなさを覚える。

キング・クリムゾンにおけるジョン・ウェットンは、ベースとヴォーカルを担当。実際にはマルチプレイヤーで、ギターやキーボードを演奏することもあった。

本当は『太陽と戦慄』に収録された”Easy Money”か、『レッド』に収録された”Fallin Angel”を挙げて歌声も偲びたかったのだが、今回はインストゥルメンタルの”Red”を取り上げることに。

多分、最初に聴いたのは中学卒業から高校に入った辺りだと思う。兎に角「重い」というのが第1印象だった。改めて聴くと…やっぱり重い。訃報を受けたから余計にそうなんだろうけど。

ただ、同時に「凄い」という印象もある。

と言うのも、旧メンバーを呼んだとあっても、実際には3人で活動していた時期のものだから。ある意味で最小形態だった時期にあって、あの音圧で攻めてくるのかと思うと…ねぇ。

しかも、これがキング・クリムゾンの解散が宣言された後に発表されたものであったと言うのだから、如何に鬼気迫るものがあるかが分かるだろう。

レコードの裏ジャケットには、振り切れた音量メーターがデザインされている。このブログでは敢えてバイクのメーターのイラストを使ったが、どちらにせよ「赤(Red)」は危なさと極限状態を暗示させるものだ。

そして「完全燃焼」をも思わせる。

バンドは新たなメンバーを加えて再結成を繰り返しているが、その時の一瞬を切り取った音が記憶に残る一方で、そこに携わった人物が儚く散っていく…何とも哀しいもんだねぇ。

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