にゃんこの大相撲初場所 2017 〜後編〜

にゃんこの大相撲初場所 2017 〜後編〜

ここまで「大技」が多く出た場所も無いだろう。

写真は宇良(うら)が佐田の海を「すくい投げ」で破った瞬間のものだが…オイラが知っているものとは違うような。豪快かつ珍しい技が多く出たのも2017年の初場所の特徴ともなった。

こちらも宇良が見せた大技。「たすき反り」は1960年に決まり手が制定されて以降、十両では初となる反り技。本人も「本当ですか? 嬉しいです」と謙虚に喜んだそうだ。尚、幕内では1度も登場していない。

ちなみに、その時の実況では「伝え反り」と言われたが、実際にこの決まり手と判断し、翌日の幕下中継で解説を務めた大山親方(元 大飛)が次のように解説した。

「伝え反り」であれば、技をかけた側が相手の脇をすり抜けるのだが、この場合ではすり抜けず、相手が肩に乗った状態だったため「たすき反り」となったようだ。しかし、天風(あまかぜ)のことを「バスタオル」って…。

今回のように複数の技が予想されるケースは間々あるとのこと。大山親方には「決まり手」を決める上での中々な基準があるそうだ。

ま、まぁ、そうなんですけどね。例えば2つの技で迷う時は「Aという技が6、Bの技は4」といったように自分自身で採点して得点が高いものに決めるという話もあった。2017年が停年であるが、生き字引として残って欲しいなぁ。

本場所全体を通して見ると「たすき反り」以外にも、「居反り」「一本背負い」「網打ち」「徳利投げ」などの珍しい決まり手が登場した。いずれも大技なので、簡単には真似出来ないし、安易にやるのは大変危険だ。

さて、本場所は珍しい決まり手にも大いに湧いたが、観戦に訪れた著名人の多さにも大いに湧いた。その中のいち場面をご紹介しよう。

2016年は大リーグデビューにして16勝を挙げた、ドジャースの前田健太投手。以前から親交がある嘉風(よしかぜ)に招待されて観戦していたようだ。この日は14日目。稀勢の里の優勝などで盛り上がった1日だった。

実はこの日、長嶋茂雄さんも観戦に来られていた模様。また、その時は存じ上げなかったが、長嶋さんの近くには将棋の深浦康市九段や室谷由紀女流二段の姿もあったとか。凄い場面に遭遇したんだなぁ。

この日以外にも著名人が数多く訪れ、オイラが把握しているだけでも、研ナオコさん、林家ペーさん・パー子さん夫妻、大村崑さん、高須克弥さん、西原理恵子さん、はなわさん、浅丘ルリ子さんの姿があった。

著名人の顔があると、つい騒いでしまうところがあるが、相撲を楽しんでいらっしゃる姿を見ると微笑ましく、「一緒に相撲を楽しんでいるんだ」とちょっと誇らしくもあるんだよね。

天覧相撲の日に観戦に来ていた研ナオコさんが、翌日に「お騒がせしました」とTwitterで呟いていたが、全く謝る必要は無いし、これからも会場で大いに楽しんでいただけたらと思ったほどだ。

たくさんの著名人の顔があるのは、相撲人気の高さを意識する瞬間でもあるね。

お、この時点でかなりの文量になってしまった。場所中に反響が大きかったツイートは今場所では割愛しよう。北の富士勝昭さん休場でチト歯切れの悪い時もあったが、15日間大いに楽しませていただいた。

次回は春場所(大阪場所)…本来なら春場所こそ「荒れる」と言われるのだが、初場所でこれだけ荒れたので、どうなるのかが気になるところだ。これまで以上に楽しみが増えたのは間違い無いね。

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