サラヤ「arau.せっけんハミガキ」は用途とコンセプトに共鳴すれば優等生
- 2017.01.14
- 取り敢えず笑っとけ

石けんを口に…ねぇ
…という声も聞こえるような気がする。でも実際にあるんだよね。「石けん歯磨き」ってことになれば。オイラも今回ご紹介の品以外の「石けん歯磨き」を使ったことがある。
以前挑戦したシャボン玉石けんの「シャボン玉せっけんハミガキ」は、マイルドなミント味とあったものの、「石けん」という風味が強かった記憶がある。勿論、害は無いものの、リピートは無かったな。
あれから数年、今度はサラヤ製品で挑戦だ。
サラヤ「arau.せっけんハミガキ」は、台所用せっけん、泡ボディソープに続いて挑戦する「アラウ.シリーズ」。先に試した2品はどちらも「欲を言えば」ということはあるものの、そんなに悪くなかったよなぁ。
ただ、前回も触れた通り「香りがほぼ同じ」と言うことで、ラベンダー味が大丈夫かどうかっていう心配はあった。ただ、今回はこれが功を奏した格好。如何にも「石けん」という感じが無かったもんなぁ。
サラヤにしてもシャボン玉石けんにしても「せっけんハミガキ」は着色料や合成界面活性剤などは不使用。研磨剤や発泡剤も人工的かつ強力なものにしないということで、様々な「優しさ」を感じることがある。
例えば「低刺激性」。口内炎などの炎症がある時に強い歯磨き粉を使うと泣く目に遭うことがあるんだが、それがかなり抑えられるんだよね。あと、舌がビリビリしないから、食事の味が変わらないというメリットもある。
低刺激性ということもあって、歯磨きにかける時間も自ずと長くなる。その分、磨き残しが起きやすい箇所にも意識が向くようになるのも良いことだよなぁ。
他にも「低発泡性」も優しさにつながっている。オイラは使っていないのだが、電動歯ブラシを使っている方にとって、泡立ちにくい歯磨き粉が丁度良いとされている。
「せっけんハミガキ」はそれをしっかり叶えるものでして…歯を磨くにつれて「あわわわわ…」となっては、歯磨きも大変だもんなぁ。泡でなく「ブラッシング」に重きを置いた商品でもあるわね。
で、今回の商品に言及すると、ニガテなラベンダーが石けんっぽい味を上手くカヴァーし、変に口に残ること無く黙々と歯磨きに集中出来た。普段から磨きにくい箇所はかなり長いこと磨いていたよなぁ。
で、オイラは歯磨き後にお茶を飲むことが多いのだが、「せっけんハミガキ」使用後にお茶の味が変わるってことは無かったし、舌に変なビリビリ感が残ることも無かった。これはありがたかったな。
ただ、販売店が非常に少ないのがネック。口にするものだけに変に買い置きして古いものを使うってのに抵抗があったりする。これはシャボン玉石けんのものもそう。継続して使い続けるのが難しいんだよなぁ。
見つかった時に1本買う…という感じかなぁ。
そんな訳で5日間に渡ってサラヤ商品を紹介してきたが、昨日も綴った通り「欲を言えば」という点が幾つかあるものの、それに切り替えるだけの価値がある品が多いことを実感した。
長年の実績がそうさせるんだろうなぁ。
そうなると、今後使い続けるのが難しくなったものも出てしまった。それに関するエピソードを明日綴ることにしよう。ホント参ったな…ってことにもなってしまったんだよね。
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