物を見ずに描くってのは、イメージや記憶が大きく作用するもので

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結構、気に入って見ているんだよなぁ。

至難の業と言えようけどEテレで土曜の朝7:00~7:15まで放送されている『デザインあ』。完全に子ども番組の枠を超えているが、物のあれこれを学べる面白い内容。その中で人気のコーナーが「デッサンあ」…しかし、これが恐ろしい発展をしていた。

シティボーイズのライヴでも重要だ12人の参加者が、ある対象物を取り囲むようにして座り、デッサン画を仕上げていく。大体、1名は著名人枠となっており、今回取り上げる回では、タレントでパントマイムの第一人者、中村ゆうじさんが参戦。

今回のお題は、ざっくりとこんな感じ。

これ自体も難しいけどなぁところが、モデルとなる自転車には布が掛けられており、自転車の形は参加者の脳内の記憶に委ねられるという、それは大変難しいものとなっていた。参加者は一斉に困惑し、それでも何とか各々の作品が完成した。

そこまでは分からんわなちなみに、布が掛けられた自転車はこんな形だった。

座る位置関係無いやんその後、一斉に発表…想像だけで描かれた自転車は、何と12台全て、ハンドルが向かって左にあるという状況だったのだ。1台の自転車を囲んで座るので、本来なら全員が同じ方向から見た絵になる筈は無いのだが。

向かって右にハンドルが来る人もあれば、両ハンドルが真正面に見える方もある筈。その逆の方だってあるだろう。対象物に布がかかると「向きがどうこう…」ってのは深く考えにくいのかも知れない。

普段の停め方がそうなのか、チラシやカタログでそんな写真を見続けたからなのか…様々に理由は考えられるだろうけど、絵の上手い下手以上に、参加者全員が向かって左にハンドルを描く事象の方が興味深く映った。

自転車だって様々あるよなぁ。いわゆる「ママチャリ」もあれば、競技用のだってある。競技用でも、ロードレーサーとマウンテンバイクでは大きく異なる。絵を見ると、ハンドルの形状は様々だったが、それがその方が思う「自転車」なのだろう。

正面図は無いわなぁ自転車に限らず、そういう傾向になりそうな物って結構ありそうだ。例えば液体を注ぐ「ピッチャー」も、注ぎ口が左右どちらかに向かう絵や写真にしてしまいそうだ。注ぎ口が真正面で中心にあったら、何が何だか分からんもんなぁ。

見覚えあるって方もあろう鳥もそうだろうなぁ。これはクレイアートで、鳥の全体像で仕上げているものの、やはり写真に収めるとなれば横姿が多いだろうねぇ。羽根が分かりやすいし。図鑑でも真正面ってそう多くないって印象もあったりして。

ともあれ、記憶だけで辿ろうとすると、それを完全に正解とするのもどうなのかね?って話にもなるわなぁ。勿論、寸分違わず記憶していれば問題無いんだろうけど。視覚情報ってのは、物凄く大きな役割があるのだろう。

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