東京・府中市長選を盛り上げようとしたつもりが、ボロが出まくったブログを発見した件

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表現の自由もあるし、応援の自由もあるだろう。

校正くらいキチンとやれよ近年はインターネットが普及し、掲示板やSNS、ブログなどを通じて多くの方が気軽に意見を述べられるようになった。情報発信力も高まったと言えよう。

しかし、発信力の高さゆえに、良い意見も悪い意見も簡単に広まるようになった。これは自分にも言えることではあるな。

昨日のブログで2016年1月の東京都府中市長選について触れたが、それをPRしようとした同市の市議会議員のブログがとんでもないことになっていた。全文はこちらをご覧いただくとして、スクリーンショットから検証してみよう。

スクショはいずれも2016年2月14日に撮影。

これだから地方議員はww1今回の府中市長選には、2期目を狙う現職と新人が立候補。その内、新人候補について綴った部分(候補者名は両者伏せることにする)。うーん、結構厳しい論調で言っているなぁ。「ディスった」とも言えるか。

今回の選挙はあくまで市長選(地方選挙)なので、国政選挙並の訴えに違和感を覚えると言いたいのが伝わる。「労働に関する法の改悪で云々…」は見方によっては地方でも対応するかもしれないが。

これらの訴えを踏まえて「これだから地方議員は」などと繰り返している。

これだから地方議員はww2でも、「これだから地方議員は」って言われるのは、このブログを書いた議員かもしれないね。だって、このブログ、『府中市長選挙』ってタイトルで、テーマが「府中のグルメ」だもん。どこで美味しい料理や飲食店の話が出るのだろう?

「ははぁ~ん、府中市長選を食い物にしたのか」と思われても仕方が無いような。

しかし、このスクショにある文章、校正ってものを1度もしていないのだろうか? 現職候補は「氏」で、新人候補だと「さん」としているところから違和感を覚えるね。「対立候補が決まりました」と言う表現は格闘技の興行のようだ。

記事では1月24日を「選挙」としているが、この日は告示日で、実際の投票は31日だった。「選挙日」と聞くと「投票日」を思い浮かべる方もあるので、そこは丁寧に取り扱わないと…。

で、その部分の文章がメチャクチャ。「でが」と言う謎の表現もある。「でが」が仮に「ですが」だった場合、「(です)が」の3段重ねで文のつながりが無くなってしまう。

あと「選挙により選ばれた市長を選出する」と言う表現も「選」の3段重ねでスッキリしない。

府中市長選挙の告示日が1月24日に迫っています。年が明けても現職候補の対抗馬の話が全く聞かれませんでした。今回、対抗馬が名乗りを挙げたことにより、選挙で市長を決められることになって何よりです。

とか、如何でしょうか? それでも、まだ洗練させられそうだが。

これだから地方議員はww3「これだから地方議員は」などと重ねた後に続く文章。「どうかなるんですか?!」と言う表現は素直に伝わって来ない。「変わるのですか!?」「覆されるのですか!?」などだと分かるのだが。

しかし、「など」…一般的には”etc.”だよな。”ets”と言うのは初めて目にしたぞ。”ETS“と見れば、”TOEIC”や”TOEFL”の話か?なんて思うわ。流石に新人候補もこれらの検定を公約に掲げる訳が無い。

“ets”はもしや、DAI語とか? 「偉そうに使って失敗」ね。

元々の職業が「学習塾」…現在もそうであれば、経営者だけでとどまっていて欲しいな。指導は不安要素を感じる。この文章からだと、国語や英語は危険。”ets”は他の記事でも頻出しているようだ。

断片的に取り上げただけで、ボロがこれだけ出るとはなぁ。投票を促しているはずの文章が、おかしな方向に進んでいた。最後まで読んでも、何度読み直しても、美味しい料理や飲食店の話は出て来ない。

今回の取り上げた記事以外にも、我が子を通わせている幼稚園をけなしているように見える記事や、発達障害について理解が不十分なまま暴走していると取れる記事など、看過出来ないものも散見される。

そうか、「アメーバオフィシャルブロガー」でしたか…以前聞いた話だが、この認定を受けると、筆者を批判するコメントをアメーバ側で削除するようになるとか。つまり、筆者に好意的なコメントしか残らないのだそうな。

場合によっては筆者本人が都合の悪いコメントを削除することもあるかもしれない。市民の声を聞いてこその市議会議員がこの姿勢では本当に困る。ただ、SNSなどを使って上手く批判意見を述べる方もあるようだ。

ともあれ、意見を述べるのは自由だが、そこからどのような印象を受けるかは十分に考慮しなければならない。「これだ」と思った意見が伝わらないどころか、不快感ばかりが先立つことだってある。

この議員はこれからどうなるのやら。少し視野を広げるだけでも違うと思うのだが。

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