留吉さん、友達が増える
- 2016.01.04
- 取り敢えず笑っとけ

それは昨年、広島一人旅から帰ってきた時のこと。
「おー、にゃんこ、アンタ宛に荷物が来とるで」
ほぉ、山芳製菓さん…「わさビーフ」のアレ。撮影のために送り状を外しているが、荷物の中身は「ポテトチップス」となっている。
「にゃんこ、開けてエェ?」
おいおい、オイラ宛やぞ。いきなり開けようとすんなや。しかし「ポテトチップス」で来たか…持ってみると軽いには軽いが、何故か鈴の音がする。
「ポテトチップス鈴味かのぉ…うし、開けるで」
「ぅ、うし!?」
そこには、山芳製菓のキャラクター「わさっち」の絵が。「ご応募頂きまして」「ご当選」ってあるように、懸賞の戦利品がやって来たのだ。うん、どう見てもポテトチップスではない。
「ホンマに牛じゃんか、これ」
挨拶状を取り出すと、わさっちのぬいぐるみが。眠そうと言うか、やる気が無さそうと言うか、その雰囲気そのままに再現されておる。どうやら、この体内に鈴が入っているようで、窓やツルンとした壁に付けられる吸盤と紐も付いている。
その昔「わしゃビーフ」と呼ばれた「わさっち」…Twitterでの毎月プレゼントに当たるとは思わなんだ。各月指定のお題に答えて、これまた各月指定のハッシュタグを付けてツイートすれば応募完了となる。
「おー、わさっちさんや、わしのこと『留っち』て呼んでもエェでぇ」
「はい、留さん」
わさっち、その返し、やるじゃないか。
元々「牛になりたい」と言っていた留さん。わさっちを食べることはせず、むしろ我が子のように思いっきり可愛がっている様子。自分の食べ物をわさっちにあげていたりするほどだ。
ちなみに、わさっちと言えば、時々Twitter上で「#いい旅うし気分」というハッシュタグで、わさっちを連れての旅の模様が流れることがある。そうだなぁ、オイラもわさっちを連れて旅に出るのもアリだよなぁ。
「わしも連れてけ」
留さんはスケールでかいからムリだ。
-
前の記事
2016年は永岡書店の手帳2部体制でやっていく 2016.01.03
-
次の記事
文系女が石油ストーブを分解して修理してみた ~Nisseiの巻 前編~ 2016.01.05
