『テレビ体操』のオープニングイラストで、ちょっと物語を作ってみた その2

『テレビ体操』のオープニングイラストで、ちょっと物語を作ってみた その2

前回までのあらすじ】


8月のある日。一家仲良くテレビ体操。しかし、お母さんは「センターになりたい」という野望を持っていた。体操の流れと見せかけて、その時のセンターだった子どもを軽くぶん殴ると言う暴挙に出た。

2ヶ月後、お母さんはセンターを勝ち取ったが、正直センターなんてどうでも良かった子どもは、肩の荷がおりてハイテンションに。殴られたのは何だったのだろうか…そして、お父さんの胸の内は…!?


それから2ヶ月が経ち、12月になった。

「うぇ~い、スキーだ、スキー!!」

子どもが大喜びの横で、お母さんが端に追いやられている。センターはあっさり降格となってしまったようだ…夏に子どもを軽く殴った罰だろうか!? しかし、そこに不満そうな表情は無い。

「ちょっと体重増えちゃったのよね…腰回りとか、パッツンパッツンでしょ。でもね、この体勢だったら男性の視線は釘付けになっちゃうのよ^^ ウィンクもサービスね…ぇ、何? レオタード着ろよって!? ムリムリ、ここスキー場よ^^」

お母さん、何を考えてんだか。

しかし、そんなお母さんを横目に、お父さんが一段と堂々としているではないか!! ともすれば、子どもに負けない位の喜び様だ。何があったんだ、お父さん…。

「お父さんは逆に痩せたんだ。顔が小さくなって、思い切ってメガネを外したら何か世界が変わっちゃって…自信を持ってイイんだなって。だからスキーじゃなくてスノボ。でも帽子はダメ^^ お母さん? ぁ、見てない見てない^^」

確かに、メガネ時代を思うとイケメン化が加速している。そうか、今までは「お母さん vs. 子ども」と言う図式だが、今度は「お母さん vs. お父さん」になりつつあるのか。ただ、対立姿勢はハッキリしていないが。

お父さんが痩せた原因は…聞かないことにしよう。

そんな調子で一家は銀世界を楽しみ、そのまま年を越してしまい、来る春を待ちわびるのか。2月になれば、何かが変わるかもしれない。

※ このお話は、言うまでも無くフィクションです。

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