大相撲の応援でフォントを誤ると何だかなぁって事態が予測される件
- 2015.11.24
- 取り敢えず笑っとけ

大相撲において、ここ数年の名物にもなっている。
お気に入りの力士の名前を書いた紙を持って応援する方々。写真は2015年の秋場所より。自作のうちわを持参したダンプ松本さんはアレとして、多くの方が「相撲体(相撲文字)」や「明朝体」で書かれた紙を持っている。
この光景が良いか悪いかはさておき、視覚的にも分かりやすい応援だろう。日本や相撲を意識してのフォント(書体)を使っているので、インパクトは大きい。
で、考えた。
これ、もし「フォント選び」を誤ってしまうとどうなるだろうか? 人気の高い力士の名前で、ちょいと実験してみよう。
勢の勢いが削がれそうだな。これは「ふい字」と言うフリーフォント。手書きフォントであっても、パソコンで入力すると無機質さが引き立つんだなぁ。
いかつい顔の松鳳山(しょうほうざん)が一段と怖く映ってしまうな、これ。このフォントは「古印体」なるもので、フォントソフトからダウンロードした。ホラーチックになると同時に、歴史の重みをも感じるな。
「最強の横綱」と言われる白鵬も、これじゃあ全然強くなさそうじゃん。「超極細ゴシック」と言うフリーソフトで書くと、スッキリして読みやすいかも知れないが、土俵にまで届かないような…。
丸っこさも売りの臥牙丸(ががまる)なのに…これじゃあ「ガガガガガッ」と行けないじゃないか。これは「カルタ」と言うフォントで、「古印体」と同じソフトからダウンロード。ちなみに「カルタ」にも複数の種類があるらしい。
まぁ、こんな感じでズッコケモードになる場合もあるのね。フォント選びも大切だ。下手だったとしても手書きの方が良いかもしれないし。
でも、もっと大切なのは、紙に書いた力士を応援する気持ちそのものだろうね。藪から棒に掲げれば良いってものでは無い訳だ。紙を掲げること自体を楽しむっていう考え方は改めるべきかもしれないね。
【追記】2015.11.24 9:30
文中で「かカルタ」とあったのを「カルタ」に修正。ごめんなさい。
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