「一挙二投足」って言っていた議員が知らぬ間に起訴されていた件

NO IMAGE

おいおい、こう言うことで再登場ってどうよ!?

あーあ、やってもーた前回の選挙ではトップ当選したものの、ホームページを開設して3年間で719人しか訪問されず、今回も上位で当選したものの、当選の挨拶で「一挙二投足」なる謎のワードを残した市議会議員さん。

それがいきなり「起訴」と報じられたのは今年の6月。しかも既に公判が始まっていたのだ。

どうやら、数年前から祭りの子どもみこしに寄付をしていたようだ。過去にも同様のことをし、その時は不起訴となったが、そこで「やっても良い」と思ったのだろうか、またしても…だが今回は「起訴」された訳で。

「不起訴だから、やっても良い」って解釈になる方が凄いわ。

もう、何やってんだか
で、公判は何度か行われ、今月7日(金)に判決が言い渡された。罰金30万円と公民権停止5年の求刑に対し、罰金30万円と公民権停止3年となった。写真は翌8日(土)付の朝日新聞朝刊の多摩版より。

ちなみに今回の起訴事実で寄付金額は8万円とある。その寄付に対しての罰金額は大きいですな。珍しく公民権停止が減ってはいるものの、「悪質」と言う趣旨の判決文が言い渡されたようだ。

政治家が選挙区内の祭りで寄付や差し入れを行うことは公職選挙法で禁じられている。寄付に関しては他にも制約があるので、議員本人が真顔で「知りませんでした」ってのは無いと思うんだけどな。

かの議員は判決を不服として控訴する模様。ただ、初公判での発言と比べて、判決が言い渡された後の発言は裁判官の心証を悪くするものと取れたな。無罪や減刑ってのは結構難しいと思われる。

尚、公判中に行われた議会には議員として参加し、一般質問にも登壇している。一方で、この事件を受けて綱紀粛正の決議案が提出され、本人も含めた全会一致で可決されている。

で、控訴するってことになれば、当面は議員活動は続く。刑が確定して公民権停止ともなれば、そこから指定される期間だけ、その罰を受ける。失職するだけでなく、他の選挙での応援なども出来ないそうだ。

アカンな、ホンマ。

ちなみに本件をすぐさま報じたのは朝日新聞だった。他社では遅れを取ったり、進捗の一部が報じられなかったりした。そして全社そうだと思われるが、あくまで地方版の扱いで、全国区の話にはなっていない。

兎もあれ、それが「一挙二投足」だったのかね? 情けない限りだ。

【追記】2016.04.05 14:45
その後、当該議員はあろうことか上告までされたのだが、2016年3月25日(金)をもって公民権停止となり、その時点で失職することとなった。停止が解かれると活動再開すると思われるが、停止期間中も動向を注視する必要があるだろう。