三原からお船で瀬戸田町に渡ってみた ~前編~
- 2015.07.13
- ええ旅・夢気分

間もなく夏休みの方もありますね…ってことで。
今日からちょいと、先月一時帰還した際に旅した模様をお伝えしよう。帰還してのメインイベントは友人の結婚式だったのだが、その子とは別の友人に会ったり、地の名物を食べたり…そして、今回の旅もあったりなんぞ。
で、宿泊を広島市内にしていたので、旅の始まりは広島駅から。いつの間にか、広島駅と横川駅の間に新白島駅が出来ておる。これでアストラムラインとの乗り継ぎは楽になるのか!? でも残念、天神川駅方向に向かうぞ。
そして向かった先は三原駅。そこから港に渡って船に揺られること30分近く。
曇り空だけど、何とか天気は持ちこたえ…
着いた、着いた、瀬戸田に着いたー!!
尾道市瀬戸田町は元々「生口島(いくちじま)」と呼ばれている。2014年1月に1度訪れているが、その時は広島バスセンターから高速バスで向かった。しかし、三原港から向かうのが楽だよと聞いて、今回はこのルートにて。
前回は何故か、ミカンの収穫のみに費やされたので、観光要素を重視して歩くことに。そうなると、瀬戸田港で降り立つのが無難。そこから商店街を歩いてみよう。
みなとオアシス瀬戸田からの眺め。仕事と金を気にしなくて済むなら、この風景と共に暮らしたい。
商店街に入ってすぐの所に歴史民族資料館がある。16時まで開館と書いてあったのだが、四方を見渡しても鍵が開いている様子は無い。休館日とも書いていないのに何故だ!?
仕方無く先に進むと、生口島の全体図と名所の案内が。此方を始めとして、この周辺の島々は「しまなみ海道」で繋がっており、車だけでなく自転車でも通行出来る。島内をチャリライダーが駆け抜ける姿がよく見られる。
今回は、こちらから0.3kmほどのスポットを巡ろう。
こんな像もドドーンとそびえ…
暫く進むと、ベル・カントホールが。今月19日(日)には、「パリ祭」のステージがあるんだよね。Rollyに会いたい。あと、ここで栗コーダーカルテットのライヴとか、「七尾旅人presents百人組手」とかやって欲しいなぁ。
そんな妄想をしつつ、斜め向かいには
平山郁夫美術館がございます。両国国技館の設計で知られる今里隆氏が手がけた建物は、それ自体が美術品かと思うような美しさ。四季折々の植物に囲まれた庭園を通り抜けて館内へと。
言うまでも無く館内は写真撮影NG。そこには平山郁夫氏のライフワークとも言える「シルクロード」にまつわる絵画と「しまなみ」の風景が一同に。小学生時代から立体的、かつ、いきいきとした画風を心得ていたようだ。
そこには自然の姿と人々の表情、そして人が手をかけた世界の喜びや悲しみをも映し出している。破壊されてしまったバーミヤン遺跡を回想しての作品群には胸が詰まる思いもあった。是非、実物でご覧いただきたい。
ちなみに、平山氏も描き続けた「日本画」には、鉱物を利用した画材が使われている。その名前を見ると、パワーストーンに関心がある方にとって、驚きのものがあったりする。それもまた新たな発見になるだろう。
お土産は買わなかったが、館内アンケートに答えた記念で絵葉書をいただいた。ちょっと意外な作品でもあったが、幻想的で美しいものだったな。
そんなところで、そろそろお昼。食事をしてから次の目的地に行ってみよう。
明日につづく。
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