前回の市議選でトップ当選した議員のHPは校正職の血が騒ぐものだった
- 2015.05.12
- 取り敢えず笑っとけ

ホームページなり、ビラなり、ただ作りゃイイってもんじゃ無いよ。
市側には「無い」と言い張って実際には隠し持つどころか以前から運営していたと言うような更新をしていた某市議さんのホームページ。そこに当選御礼のメッセージも載っていたのだが、何を言ってんだか正直分からんのだ。
多分ね、かしこまってあれこれ言いたいんだろうけど、何かズブズブでしてね。昔ちょいと校正の仕事をしていた自分としては素直に読めなかったのよ、これが。
じゃ、名前とか隠した上でスクリーンショットをご覧いただくか。
自分から「絶大なご支援をいただき」なんて言っている時点で「何様だ?」って取る方もあると思われるが、後に続く文章も訳が分からず「何度も読み直しをしたのだろうか?」と反語的に捉えた次第。
信頼に「応える」だろうし、申し「上げます」か「あげます」かどっちかにしろよって話にもなるだろうし。しかし、じっくり見ていっても全くもって訳が分からない語があった。それは
「一挙二投足」
…何だこれ? どんなに調べても出て来ないぞ!! 「いっきょにとうそく」で良いのか!? 何か「いっぺんに両足でドーンと踏んでやった」的な図が思い浮かぶのだが。
ぃゃ、待てよ。似たような言葉に「一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)」ってありますわな。これを言いたかったとして、じゃあ意味が適切かどうかを見てみよう。(引用はgoo辞書より)
1 こまかな一つ一つの動作や行動。「―に気を配る」2 ちょっとした努力。わずかな骨折り。「―の労を費やす」
全然適切じゃないってば!! 特に2!! 「私のちょっとした努力にご指導を」って「ちょっとと言わず一生懸命やれや!!」って市民の怒号が飛び交いそうじゃないか。1でも「自分で細かなって言うな!!」と言われ兼ねない。
まぁ「絶大なご支援をいただき」、それ故そんな感覚なんだろうよ。
「一挙手一投足」だと、こう言う訳なんだけど、これが「一挙二投足」となったらどうなんだ? 手は出さずに足だけだからな。どう言う意図なんだか、サッパリ分からない。
他の議員さんに議会で追及してもらおうか…何の得にもならないが。
うーん、前回の選挙ではトップ当選だったんでしょ…どう言う理由でそうなったんだか? ホームページが無いと伏せることで、外面を良くしたとでも言いたいのだろうか!?
でも残念ながら実情を知った身としては、応援したくなる要素をゴッソリ失った感がある。同じ思いに駆られる方は僅かでも居てくれると信じたいのだが。
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